【4】筋トレ前のウォームアップ
−ITEM− ・静的ストレッチは筋トレ後に ・アップセットを組む |
怪我を防ぐだけでなく効果的な筋トレを行うためには、準備運動が欠かせません。 筋トレ前に正しい準備運動を行いましょう。
・静的ストレッチは筋トレ後に数年前までは、怪我を防ぐために、運動前に静的ストレッチを行うのが常識でした。 ところが最近は、運動前の静的ストレッチは怪我を防ぐどころか、怪我の原因、一時的な筋力の低下の原因になると言われています。 当然筋力が下がってしまっては、自分にとっての「適切な負荷」が同時に落ちてしまうことになるので、筋トレの効果も下がってしまいます。 不安なので、どうしても筋トレ前に静的ストレッチが行いたいという人は、ウォーキング、ランニング、エアロバイクなどの有酸素運動で、ウォームアップ(暖気運転)をしっかり行ってからにしましょう。 ストレッチによる筋力低下は防げませんが、体を温め、ほぐすことで、ストレッチ時に関節や筋肉を痛めることを防ぎます。 もちろん静的ストレッチを行わなくても、筋トレ前にはウォームアップをしっかり行ってください。肩を回すなどの動的ストレッチも少々やっといた方がいいでしょう。 そうすることによって、体温が上がり、血流が良くなり、ベストな状態で筋トレを行うことが出来ます。 静的ストレッチは筋トレ後のクールダウンとして行うのが理想です。 筋トレ後とストレッチ前にも、改めて、軽く有酸素運動をすることで、ストレッチがスムーズになり、筋肉に溜まった疲労物質を流し、回復を速めます。
・アップセットを組むこれが非常に重要何ですが、もう1つ「怪我をしないために、筋トレを効果的に行うために」必要なアップ(準備運動)があります。 アップセットというもので、具体的な例としては・・・・ メイン(本番)の1セット目がMAXの80%で8回(大体限界の回数)行うとしたら、 メインセットの前に、 50%×10回 → 60%×5回 → 70%×2回 → 75%×1回 という感じでアップセットを組んでください。もちろん、これらは限界回数ではなく、余裕のある回数でストップすることになります。 この後にメインセットを行います。 (これは一例ですので自分にベストなアップセットの組み方を見つけてください) 腕立て伏せなどの自重トレーニングの場合、負荷設定がちゃんとできないので、かなりアバウトになってしまうのですが・・・ 腕立て伏せをメインに行う場合に、腕立て伏せが10回くらいまたはそれ以下が限界だとしたら、自分自身にとっては結構高負荷でトレーニングすることになります。 その場合、腕立て伏せをする前に、膝をついた負荷の軽い腕立て伏せをアップセットとして軽く行ってください。 8回以下という人は、メインも膝付き腕立て伏せの方が効果的で、丁寧にゆっくり行っても10回以上余裕で出来てしまう場合は、じっくり成長することを願ってそのまま頑張るか、ダンベルなどの器具を使うかするしかないですね^^; というわけで、この『アップセット』が、これから鍛える筋肉の準備運動になります。 「本番の前にそんなことしたら、疲れてしまって本気が出せないんじゃ・・・?」 というイメージがあるかもしれませんが、むしろ逆です。 アップセットを行うことによって、ターゲットの筋肉に血液が送り込まれるので、メインセット時の筋力、筋持久力などが上がり、効果的に筋肉をつけることが出来ます。 要は『本気を出すために必要』ってことです。 急に本番だけやるより、しっかりパンプアップされるので、栄養補給も素早くされますし、鍛えてる部位の筋肉を意識して効かせやすいですね。 また、高負荷でいきなりトレーニングをすると必ずと言って良いほど痛めてしまうので、それを防ぐという目的もあります。
トレーニングの度にどこか痛めたり、大怪我してたらトレーニングの頻度があまりに下がり過ぎて、成長するどころか退化しちゃいますね。 ちなみに、ダンベルベンチプレスの後にダンベルフライなどを行う場合などは、ダンベルベンチで十分胸の筋肉のアップ(どころじゃないですが)が出来ているので、ストリクトに扱える重量でやる分にはアップセットはあまり必要ないと思います。
逆に、ダンベルフライなど単関節種目は比較的軽めの重量を扱うので、この後にダンベルベンチプレスなどある程度高負荷を扱う場合は、アップセットを組む必要があるでしょう。
負荷の問題だけでなく、「ダンベルフライと違いダンベルベンチの場合は、上腕三頭筋(二の腕)も使うから、その部分のアップが全く出来ていないマズイ」などといった理由もあります。
基本的には重い負荷を扱う種目、多関節種目から行うので、特別なセット法を用いる場合以外では、先に軽い種目をやるということはほとんどありません。
アップセットを組み過ぎると疲労してしまい、逆効果になるので上手く調整し、自分にとってベストな組み方を探ってみましょう。
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